緊急事態宣言も解除され学校も再開し出した6月1日、船水颯人プロが突如として現状の何十年も停滞したソフトテニス界への提言をSNSで発信したわ。




ソフトテニス界に於いて、公に体制に対しての意見、苦言、批判を口にするのはほとんど見られないわ。そんななか颯人プロはソフトテニス界では数少ない、界隈に対する苦言というか言いにくいことも時々ズバッと言ってくれる選手よ。ソフトテニスマガジンの連載でも時折、改善案を口にしてるわ。だけど言ってることは至極真っ当な事ばかりで、むしろ今さらそんなことを日本一の選手が言わなければならないのがソフトテニス界の現状よ。エラい人の顔色を伺って本音を隠すことが、界隈のために良くないことをよく理解してるわよね。

日本はお国柄のせいか、学校でも企業でも基本的に上の言うことは絶対で、黙って従うのが当然で美徳…みたいなものがあるわよね。これはスポーツ界も同様で閉ざされた団体ほど、そんな傾向が強い気がするわ。だから選手としては内心ではおかしいと思いながらも、大っぴらに組織に対して意見をぶつけにくい空気があるわよね。あえて嫌な言い方をすれば、お利口さん発言しか許されない空気ね。

高校生や大学生は別としても、実業団クラスの選手でもソフトテニス界の現状に対する苦言なんてほとんど聞いたことがないし、結果として問題から目を背けて組織が停滞する大きな要因になってるわよね。もちろん内々では色々と組織に対して働きかけてる選手もいるだろうけど、それが効果的に作用してるかといえば現状を見る限り疑問符が付くわよね。

表立って行動できない一因に会社員ってのも大きいのかもしれないわよね。あくまで会社組織の一員として、個人の発言の自由度も制限されるというか…今回の颯人プロの意見に反応して発言する選手も、プロ志望の上松くんくらいだったし正直寂しいものよね。裏では色々考えもあるんだろうけど、こういう機会に他のトップ選手も考えを発信してくれれば界隈も活性化するんだけど、やっぱり立場上難しいんでしょうね。

立場といえば、本気でプロとしてやっていこうとする選手とそれ以外では、気持ちの面で越えられない壁がありそうなのよね。なんだかんだ実業団とかだと毎月給料があるわけで、プロとなると本当に需要価値がないと収入がないわけで。どっちがいいって話なわけじゃないんだけど、ここの温度差って結構大きい気がするのよね。だから本気で颯人プロの考えを支持してる選手も、実際のところどれくらいいるのか不透明なところもあるわよね。結構日本リーグを頂点とする現状維持派も多い気がするのよね。

日本リーグでやっている実業団選手は、プライドを持って戦ってるのが目に見えてわかるくらい熱いのよね。だから今さら出場資格やその他諸々、大きくルールを改変するような動きに拒否反応を示す選手も少なからずいそうなのよね。となると現状の国内で最高の選手が出場できない日本リーグのルールをどうこうするよりも、颯人プロの言うように韓国のプロ選手を巻き込んで新リーグを起ち上げる方が現実的なのかしらね。

颯人プロの言う普及・発展が具体的にどういったものを指すのかはわからないけど、少なくとも日本国内にソフトテニスのプロリーグができれば、海外で普及活動後の目指す場所ができるわけだもんね。現状だと『その先』がないから、海外の人もあえてソフトテニスをしようとは思わないし、それなら普通に硬式テニスをするのが自然よね。日本主導のプロリーグ案…果たしてどうなるのかしらね💋

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現状では国内最高峰とされる日本リーグ



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そんなわけでコロナ自粛で早3ヶ月は刺激に飢えていたソフトテニス界に、各々考えざるを得ない議論の火種を与えてくれて流石は颯人プロだわ。完全に掌の上で躍らされてるわ。願わくばこの燃え出した炎がさらなる大炎となってあちこちに飛び火して、何なら現体制を燃やし尽くして一から再スタートするのもひとつの未来かもね。知らないけど。

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